心がほっと温かくなる話・・・

 

彼女は、バツイチの40代の女性でした。

一人ぼっちになってからは、信じられるのは自分だけだと思っていました。

仕事も見つけ、がむしゃらに頑張っていました。

そのおかげで、大きな仕事も任されるようになりました。

仕事のパートナーもできました。

 

仕事が大きくなればなるほど、良い仕事にしたくて、

そのパートナーと、意見の食い違いも増えました。

そして、それがピークに達した時、

突然、彼(パートナーは男性でした)が言いました。

 

「僕は、あなたが大好きなんだよ!

 あなたのために、良い仕事にしたいと思ってきたんだよ。

 

 僕は、あなたが頑張ってきた姿をずっと見てきた。

 そして、薄紙が1枚1枚重なっていくように

 あなたへの想いが重なっていったんだよ。

 

 毎日毎日、その想いが重なっていって、

 そして、いつの間にか、あなたのことを本当に大好きになっていた。

 

 重なった薄紙にどんなに重いおもりが落ちてきたとしても、

 あなたに対してのこの想いはびくともしない・・・

 僕は、あなたがいてくれたから、頑張ってこられたんだ。」

 

彼女の頭の中には、一瞬のうちに

幼いころに読んだ「賢者の贈り物」の貧しくても若い夫婦のことが

思い出されたそうです。

 

彼女は、気付きました。

彼がこんなにも彼女のことを想っていてくれていたことを・・・

そして、彼女も

いつの間にか、彼のことをとても大切な人だと想っていたのに、

その事に気づかずにいたことを・・・

 

そうです。

2人の揉め事は、互いのことを思いやる気持ちから出てきたものばかりでした。

 

思いやりの気持ちの中から生まれた仕事です。

もちろん、その仕事もうまく行きました。

そして、2人は、公私ともに最高のパートナーとなりました。__sozai__/0015344.png

 

この話を聞いて、

私自身も、心がほっと温かくなりました。

彼女がうらやましくなりました。  

高齢者向けの相続遺言セミナーにて

 

地域の60歳以上の方向けのセミナーに呼ばれて、講師をしてきました。

予想以上にたくさんの方に来て頂き、とても熱心に話を聞いて頂きました。

びっくりすると同時に、やっぱり、皆さんにとって、

相続の話は、興味のあることだということがよくわかりました。

自分が亡くなった後、できれば相続のトラブルを避けたいと思っていることも本音です。

 

ちまたでは、息子さんや娘さんに勧められて、遺言書を書く方が多いようです。

「老いては子に従え」

良い心がけかもしれません。

ただ、相続や遺言のルールを知らないで遺言書を作ったばかりに、

書かない方が良かったと思うようなことも多々起こるようになってきました。

 

たとえば、こんな感じです。

相続人が子ども二人の場合、遺言書がなければ、基本的には、財産は1/2ずつ…

(もちろん、遺産分割協議でその割合をかえることは可能です)

ところが、遺言書に2人の子どものどちらかに財産が全部相続されると書いてあったら…

遺言書の効力により、その1人にしか、財産がいかないのか?

ところが、そうはいかないのです。

ホームページにも載せてありますが、

配偶者、子、親には遺留分を請求できる権利があるのです。

そして、遺言書によっても、その権利部分は侵すことができないのです。

先ほどの話でいくと、1/2×1/2で1/4分の財産は、もう1人の子どもがもらえる権利となります。

もめることが目に見えるようですね。

 

自分が書いた遺言書で、愛する子どもたちがもめるくらいなら、

いっそ、遺言書を書くのを辞めてしまおうか…

 

いえいえ、遺言書はぜひ書きましょう。

遺言書は、家族に送る最後の手紙なのですから…

ポイントは、ひとつ!

どうすれば、トラブルにならないかを考えながら書けばいいのです。

最低限のルールは、遺留分を考慮した内容にすることです。

きっちりと考えられるものばかりでもありません。

たとえば、

親の土地に子ども夫婦が家を建てて、同居して面倒を見てもらっている場合、

できれば、その土地は、面倒を見てくれた子供夫婦に全部あげたいと思うかもしれません。

その場合には、少しでも、貯金してあげる。

その他、財産を分けるときには、亡くなった方の財産だけで清算するだけでなく、

代償分割という方法もあります。遺産分割時に、法定相続分以上の遺産を取得した相続人が

他の相続人に対して代償金を支払うという方法です。

遺言書を書くにあたって、こうしたこともご家族で話し合ったらいいのではないでしょうか。

 

遺言書を書くのは、思いやりの気持ち…

この気持ちだけは忘れないでほしいものです。

『遺言は最後のラブレター』

 

 

父は、とても話すのが好きな人でした。教師という仕事柄、しゃべる場には事欠かず、

色々な場面で色々な人を捕まえては、よく話をしていました。

 

そんなある日、突然の脳梗塞で父が倒れました。その日から、父は、しゃべることも

文字を書くこともできなくなりました。父自身、まさか、自分がしゃべれなくなる日が

来るなんて、思いもしなかったと思います。

四国にいる父の所に、私も何度も会いに行きましたが、

しゃべれない父がとてもさびしげで、かわいそうでした。 

病に倒れて3年、私に向かって父が久しぶりに声をあげました。

それは、やっと一言、

「母ちゃん・・・」(父は母のことをそう呼んでいました)

3年ぶりに聞く父の声でした。

2日後、父は静かに息を引き取りました。

 

父は、「母ちゃん・・・」の後、何が言いたかったのでしょうか?

「母ちゃんは、家にいるぞ」なのか・・・

「母ちゃんに会いたい」なのか・・・

「母ちゃんをよろしく」なのか・・・

「母ちゃんありがとう」なのか・・・?

 

私は思います。

もし、父が遺言書を書いていたら、付言事項として、

「母ちゃん」の後のメッセージがきっと書かれていたのではないかと・・・

 

遺言書は、愛する人に最後に送るラブレターです。

財産について残された家族がケンカをしないよう、

そして、残された家族へのメッセージも添えて・・・

遺言書を書くことは、愛する家族に対する最後の思いやりです。

きっと父は、私達に遺言書を書かなかった事を少し悔んでいるのではないか。

私は、そう思っています。

 

どうか、皆さん

大切なご家族のために、遺言書を書いてあげて下さい。

父から最後のラブレターを貰えなかった娘からのお願いです。

「自立」って?

 

「自立」・・・

あなたは、この言葉をどのように考えますか?

 

実は、私自身は、経済的自立こそが、「自立」だと思っていました。

学生のころから、結婚しても、共稼ぎをして経済的に独立してこそ、

夫婦として対等だと考えていました。

だから、専業主婦の間は、「夫に養われている自分」という気持ちを

拭いきることはできませんでした。

仕事を始めても、家事・子育てと慣れない仕事の両立ですから、

まだまだ「自立」とは、ほど遠いなぁと思っていました。

 

先日、ある講演会の後のフリーディスカッションのテーマが、

「自立」についてでした。

なにをもって「自立」とするか?

その時、みんなの話し合いの結果は、

「自立」とは、その人を必要とする人がいて、

その人も必要とする人がいて、

その人のやりたいことが見つかって、

それができる環境が整い、できること・・・

 

一言で言うと、「自分が自分らしく生きること」

 

決して、経済的なものだけではないんだ。

そう思えただけでも、肩の力が抜けました。

 

たとえば、離婚することに対して、

あなたは、今とても不安に思っているかもしれません。

ただ、離婚する前に、離婚した後のライフプランを立ててはどうでしょうか?

専業主婦でも、財産分与されます。

たとえ、行政の補助を受けたとしても、生活していける計画が立てられれば、

それは、「自立」の第一歩といえるでしょう。

そして、その生活が落ち着いたら、自分自身の人生を支えていく

仕事や生きがいを探していけばいいのです。

一歩ずつ、ゆっくりと歩いて行きましょう。

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はじめまして

 

〜人生はあなたが思うほど悪くない

       早く元気を出して、笑顔を見せて〜

 

10年くらい前の竹内まりあの歌の1フレーズです。

今のあなたは、人生最悪!って思っているのかもしれませんね。

でも、ちょっと待ってください。

あなたの一度だけの人生、よくするも悪くするも、あなた次第…

そして、もし、今が本当に最悪なら、あとは、駆け上がっていくだけです。

一足飛びに駆け上がっていくもよし。

ゆっくりと心の傷を癒しながら、ゆっくりと上がっていくもよし。

あなたの想いに寄り添って、一緒に上がっていきましょう。

さあ、スタートです。

 

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